車オークションに個人出品し高値売却する方法
車オークションは、車屋だけのオークションです。
しかし、車オークション代行サービスを利用することで個人も車を出品できます。
車オークションで個人が車売却するルートと方法はいくつか種類があります。
方法別に長所短所、具体的な使い方、手数料の違いをまとめました。
また手数料完全無料で利用することのできる「車オークション」も存在し、利用者数が爆発的に増えていますので、こちらも合わせてご紹介します。
車業者専用の車オークション
車業者専用の車オークションは、別名「業者オークション」「カーオークション」とも呼ばれています。
カーオークションには、例えば、ガリバーやビックモーターなどの大手の車買取業者も、出品や落札で参加しています。
ただし、車買取業者は自社で車販売も行っているので、個人の場合は、業者の車オークションに出品するより、直接、車専門店で車を売り買いするほうが、手間がかからず、アフターサービスや整備点検、保証なども充実しているというメリットがあります。
また、業者専用の車オークションは、あくまで法人企業向けのオークションですので、個人は、車オークションの会場に入ることができません。
車オークションの会員になる資格は、「車屋を営んでいる」など複数の条件があり商売で車屋をやってない個人は直接利用できません。
そこで、どうしても車オークションを利用したい場合は、車オークション代行サービスを利用する方法があります。
これなら、個人でも車を出品・落札を依頼できます。しかし、「代行手数料」が別途必要になります。業者オークションの出品代行手数料や必要経費は無料ではありません。
※ 出品だけで5万円前後の経費がかかります。さらに、車の輸送料金(陸送費用)が必要です。
経費がかかり三割が売れない
また、車の陸送料(輸送費用)などの経費もかかりますので、業者オークションを利用する場合は、地元で開催しているサービスを選ぶほうがコストが安く収まります。
さらに、個人が車を、車オークションに出品する場合は、ある程度の「高級車」でないと、なかなか採算が取れないのが本当のところです。
基本的に、個人の方の車オークション代行による「車の売買実績」を見ると、レクサスやベンツなどの高級車が多いのはそのためです。
また、業者専用の車オークションは約3割の車が流札(りゅうさつ)になります。
流札とは、落札されないということです。
そして、流札の場合でも、実際に車を展示場に出品しますので、オークション出品手数料などの諸経費がかかります。
そのため、個人が1台だけ中古車を売りたい場合は、それなりの高級車でなければ採算が合わない場合があります。
車業者専門車オークションまとめ
・個人が車オークションを利用するなら、代行サービス経由になる
・車オークション代行の相場は、出品料金+落札料金(5万円前後)+車陸送量(2万から12万円)
・個人の場合は、高級車で走行距離の短い、「車買取相場がそもそも高い車」の出品でなければ、代行手数料その他の経費がかかるため、車オークションに出品しても採算が取れないリスクがある。
・車オークション代行会社は、経営規模が小さいところが多く実際の利用者は少ない
・流札(りゅうさつ)とは、車が落札されないことで3割前後の車は売れない
・落札されない場合でも手数料などのコストはかかるので、売れないリスクを覚悟で出品する必要がある
ヤフーオークションの車オークション
車オークションで個人出品するコストを抑えられる方法として、ヤフーオークションやメルカリの利用も手段としてあります。
しかし、個人がヤフーオークションやメルカリなどに車を出品すると、落札後のクレームでのトラブルに巻き込まれる危険性が非常に高くなります。
そのため、ヤフオクやメルカリで「車を売るために利用する」ことは避けたほうが無難です。
車以外の商品などは良いのですが、車だけは異常にトラブルが多いからです。また、ヤフオクやメルカリが助けてくれる仕組みはありません。
さらに、車をヤフオクやメルカリで落札して購入する場合も、名義変更などのトラブルで訴訟沙汰になるリスクがあります。
出品手数料無料の車オークション
車オークションで、愛車を個人出品したい場合は、ユーカーパックがおすすめです。
ユーカーパックの仕組みは、車を査定した後に、車の査定データだけが車オークションに出品されます。匿名の車のデータに入札が入る仕組みです。
そのため、個人情報が複数の企業に渡りません。車買取一括査定のように、営業電話がしつこくかかってきたり、営業マンと直接「駆け引き交渉」をする必要もありません。
また、ユーカーパックならオークション出品手数料無料、再出品手数料も無料、最低落札希望価格(売り切り価格)に届かない場合のキャンセル料金も無料です。